星と森国際短歌大会は1999年5月2日に第1回大会が開催されました。日本語部門と英語部門、2部門に別かれる短歌大会でしたが第九回以降は日本語部門のみになりました。5−7−5−7−7という定型詩で応募いただき、入賞歌は日英共に実際に歌われます。これまでの大会の模様はすべてビデオに収められており、短歌が唱われる模様を御覧いただけます。この会の主旨は、短歌を実際に歌い、披講する点にあります。ライブの感動こそ短歌の命と考え、星と森短歌大会を主軸にして、色々な歌会を催すことを目的としています。


第十回開催のお礼と御挨拶

 入賞歌を披講する民間では唯一の短歌大会である、当星と森国際短歌大会も、今回で十回を迎えることが出来ました。これも当大会を支えてくださる皆様のお陰であると、改めて感謝申し上げる次第です。
 当大会には、日本語部門と英語部門の二部門がありましたが、第九回からはこれを改め、日本語部門のみとなりました。海外からのご応募はこれまで通り可能ですが、日本語による応募とさせていただきます。これまで英語部門において、極めて重要なお働きをされた起本操氏が、亡くなられたこともあり、責任ある対応への不安、及び、八回を通していまだに大賞歌が出なかったことに、ひとつの限界を感じた次第です。ジェームスカーカップ先生にはこれまでのご厚情に深く感謝申し上げると同時に、先生の想定するレベルに達し得なかったことに、心よりお詫び申し上げる次第です。なをジェームスカーカップ先生には、引き続いて、国際部顧問としての重責をお願い申し上げております。
 第九回大会からは、日本語による和歌の応募となりましたが、和歌披講の技術をさらに深め、和歌は歌われてこそのものであることを、ここに表現していく所存です。皆様のさらなる励まし、お力添えを切にお願い申し上げる次第です。


星と森国際短歌大会へようこそ(ジェームズ・カーカップ)

 星と森国際短歌大会への応募者の皆様へ 選者/ジェームズ・カーカップ
 ユニークな短歌コンテストにようこそ! なぜユニークですかって? こんな大きな行事が開催されるのは初めてだからです。ユニークであるもうひとつの理由はこの短歌コンテストでは、短歌を詠む時は伝統的で古典的な短歌の法則を守らねばならないからです。すなわち、五・七・五・七・七の音節から成る三十一音節を用いなければなりません。これが詩的技巧と感性を試す本当のテストです。どんな短歌であろうとこの厳しい規則を守らないものは失格になります。「短歌は歌われ、その余韻が残る……」と拙者「短歌の本」(ザルツブルグ大学出版部)の中で古典的短歌の定義をいたしました。
 今回の短歌コンテストに御応募載いた短歌の中からリズムと音楽性に富んだ完全定形歌を発見したいものと思っております。また、創意工夫に富み人を感動させる定形歌を見つけるつもりです。御幸運をお祈り致します。

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